米ユダヤ教の礼拝所銃乱射事件 11人殺害の男に対し死刑の評決
アメリカ東部ペンシルベニア州のユダヤ教の礼拝所で2018年に起きた銃乱射事件で、陪審団は2日、11人を殺害した男に対し死刑の評決を出しました。
この事件は2018年10月、ペンシルベニア州ピッツバーグのユダヤ教の礼拝所で、ロバート・バウアーズ被告が銃を乱射し、11人を殺害したものです。
反ユダヤ主義に基づく犯行で、ユダヤ教徒を狙ったアメリカ史上最悪の事件とされています。
今年6月、バウアーズ被告は、殺人や、差別意識に基づくいわゆるヘイトクライムなど、罪に問われていた63件すべてで有罪となりました。
陪審団は2日、量刑についての審理を行い、陪審員12人の全会一致で死刑の評決を出しました。