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ウクライナとロシアが大規模な捕虜交換

2024年12月31日 13:58

ウクライナとロシアが大規模な捕虜交換を行い、300人を超える兵士らが年越しを前にそれぞれの国に帰還しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、ロシアと捕虜交換を行い、189人がウクライナに帰還したと発表しました。

解放された人の中には、侵攻初期にロシアが制圧した南東部の都市・マリウポリでとらえられるなど、2年半以上も捕虜となっていた兵士もいて、久しぶりの家族との再会に涙する姿もみられました。

軍関係者のほかに、民間人2人も解放されたということです。

ウクライナメディアは今年だけで1358人の捕虜が帰還したと伝えていて、ゼレンスキー大統領は「ロシアから全員を解放するため 引き続き全力を尽くす」としています。

これに先立ち、ロシア国防省は、UAE=アラブ首長国連邦の仲介でウクライナと捕虜を150人ずつ交換したと発表していました。

最終更新日:2024年12月31日 13:58