アサド政権が崩壊したシリアの首都ダマスカスで13日、大規模な爆発がありました。

ロイター通信が13日に配信したシリアの首都ダマスカスの映像では、夜間にオレンジ色の炎が上がり、煙が立ち上る様子が確認できます。

中東の衛星テレビ局アルジャジーラの記者は、ダマスカスで「大きな爆発音」が聞こえ、「ジャーナリストたちが宿泊しているホテルが揺れた」と伝えています。

今回の攻撃対象は明らかになっていませんが、アルジャジーラはイスラエル軍が過去数日間、ダマスカスや周辺の「戦略的地域」に空爆を行っていると指摘しています。

ロイター通信によりますと、イスラエル軍は、旧アサド政権軍の武器などを破壊するために数百回の空爆を実施しているということです。