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円相場 一時1ドル146円台に下落、今年の最安値を更新 NY外国為替市場

2023年8月17日 7:08

アメリカ・ニューヨーク外国為替市場で16日、円相場が一時、1ドル=146円台に下落し、今年の最安値を更新しました。

16日の外国為替市場で円相場は1ドル=146円台に下落し、去年11月以来、およそ9か月ぶりの円安ドル高水準となりました。

16日に公表されたアメリカのFRB=連邦準備制度理事会の先月の議事録では、大半の参加者がインフレの上昇リスクを懸念していて、「さらなる金融引き締めの必要性」を指摘していたことが明らかになりました。

これを受け、市場では、日米の金利差を意識した円売り・ドル買いの動きが強まっています。夏休みに海外を訪れる旅行者にとっても痛手となりそうです。

去年、政府と日銀は、1ドル=145円台後半で円買い・ドル売りの為替介入に踏み切っていて、その水準を下回ったことから市場では、介入への警戒感が強まっています。