イスラエル、停戦継続に向けエジプトに交渉団派遣を発表
イスラエル政府は16日、パレスチナ自治区ガザ地区の停戦継続に向けて、交渉団を仲介国のエジプトに派遣すると発表しました。
イスラエルとイスラム組織ハマスの間では、停戦合意の第一段階を達成した後の第二段階に向けた交渉はこれまで停滞していました。こうした中、イスラエルの首相府は次の段階に向けた交渉団を仲介国のエジプトに17日に派遣すると発表しました。
一方、アメリカのルビオ国務長官は16日、ネタニヤフ首相との会談後の会見で、トランプ大統領がガザ地区からパレスチナ人を退去させる構想を打ち出していることについて、「多くの人に衝撃と驚きを与えたかもしれないが、同じサイクルを何度も繰り返すことはできない」と理解を求めました。トランプ氏の構想にはハマスのほか、仲介国のエジプトなども強く反発していて、停戦継続に向けた交渉に影を落とす可能性があります。
最終更新日:2025年2月17日 11:48