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ウクライナ外相 ロシアへの追加の制裁が必要と訴え

2022年2月24日 7:42
ウクライナ外相 ロシアへの追加の制裁が必要と訴え

ウクライナ情勢が緊迫する中、23日に開かれた国連総会でウクライナのクレバ外相は「ロシアを止める最後のチャンスだ」と述べ、ロシアへの追加の制裁が必要だと訴えました。

クレバ外相「私たちはこの最後のチャンスを生かし、ロシアを止める必要がある。プーチン大統領が自分で止まらないことは明らかだ」

国連総会で演説を行ったウクライナのクレバ外相は、「ウクライナで大規模な戦争が始まれば世界秩序は終わりを迎える」と述べた上で、「迅速で具体的かつ断固とした行動が必要だ」と呼びかけました。

演説終了後、クレバ外相は記者団に対し、「ロシアに対するより多くの制裁を発動する必要がある」と指摘。

日本がロシアへの制裁措置を発表したことについては、「日本がより強固な対応と行動を取ることを期待している」と述べ、現状の制裁では不十分との見方を示しました。

さらに、「ロシアがルールに基づく既存の世界秩序を破壊し、それが成功への道であると示すことを許してはならないという点において、日本は極めて強い関心を抱いているはずだ」と述べました。

北方領土問題や中国が領海侵入を繰り返す尖閣諸島問題などを念頭に置いた発言とみられます。