ウクライナ外相「ロシアを止める最後のチャンス」
23日に開かれた国連総会で、ウクライナのクレバ外相は「ロシアを止める最後のチャンスだ」と訴えました。
ウクライナ・クレバ外相「私たちはこの最後のチャンスを生かし、ロシアを止める必要がある。プーチン大統領が自分で止まらないことは明らかだ」
国連総会で演説を行ったウクライナのクレバ外相は、「ウクライナで大規模な戦争が始まれば、世界秩序は終わりを迎える」と述べた上で、「迅速で具体的かつ断固とした行動が必要だ」と訴えました。
また、アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は、ロシアによるウクライナ侵攻は、500万人の難民を生み出すと指摘。「ロシアが攻撃的な行動によって孤立していることを示そう」と呼びかけました。
これに対し、ロシアのネベンジャ国連大使は、「西側諸国はウクライナ政府をあおり、武装させ続けている」などと反発しました。