“ドイツ軍内部の会話”漏えい ショルツ首相「深刻な問題」 ウクライナへの軍事支援めぐり
ウクライナへの軍事支援を巡るドイツ軍内部の会話とされる音声がSNSに投稿され、ドイツのショルツ首相が2日、「非常に深刻な問題だ」と懸念を示しました。
ロシア国営RT編集長・シモニャン氏が自らのSNSで公開した音声は、ウクライナが供与を求めているドイツの長距離巡航ミサイル「タウルス」について、ドイツが直接関与することなく提供できるかなどをドイツ軍内部で19日に協議した内容としています。
ドイツメディアは音声が本物であると報じていて、ドイツのショルツ首相は2日、調査するとコメントしました。
ショルツ首相「報告されたことは非常に深刻な問題だ。そのため非常に慎重に、集中的に、迅速に調査することが必要だ」
また、ロシアのラブロフ外相は2日、この内容について「ドイツの戦争支持派がロシアの敗北を目指していることが明らかだ」とコメントしました。