露ラブロフ外相 “北朝鮮から武器輸入開始”と米国の非難に「コメントしない」
ロシアのラブロフ外相は20日、北朝鮮から武器の輸入を開始したとアメリカが非難したことについて「コメントしない」と述べました。
ラブロフ外相「噂についてはコメントしない。アメリカ人は常に、すべての人を非難している。このようなことはニュースではない」
ラブロフ外相は、このように述べて、ロシアが北朝鮮から武器の輸入を開始したとの指摘について、肯定も否定もしませんでした。
この問題を巡っては、アメリカホワイトハウスのカービー戦略広報調整官が13日、北朝鮮がロシアに対し、コンテナ1000個分以上の軍事装備品や弾薬を供給したことを衛星写真で確認したと非難していました。
ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩総書記は先月会談していて、武器の供与など軍事面での協力関係強化で合意したとみられています。