米で若者のSNS利用に勧告 心の健康への悪影響リスク指摘
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アメリカの保健福祉省は23日、若者のSNS利用に関する勧告を公表し、長時間の利用がメンタルヘルス=心の健康に悪影響を及ぼすリスクがあると指摘しました。
アメリカで公衆衛生政策を統括する医務総監によって発表された勧告では、「10歳から19歳の若者は、脳が発達段階にある」とした上で、SNSを使う利点とリスクを取り上げています。
自分と同じことに関心を持つ仲間を増やすことができるとする一方、SNSを1日平均で3時間以上使う若者は、うつ病になるリスクが倍増するとの研究を引用し、長時間の利用が心の健康に悪影響を与えるリスクがあると指摘しています。
勧告ではその上で、「過激、不適切、有害なコンテンツに子供や青年が簡単にアクセスできる状態が続いている」として、若者向けのSNSコンテンツを規制する必要があると訴えています。