“招かれざる大統領”? 米バイデン氏、記者に“不人気ぶり”指摘され…調整中の予定まで明かし反論
アメリカの中間選挙まで3週間を切る中、バイデン大統領が記者団から不人気ぶりを指摘され、歩み寄って反論する一幕がありました。
20日、東部ペンシルベニア州を訪れ、移動途中にサンドイッチ店に立ち寄ったバイデン大統領。自ら支払いを済ませ、商品を手に談笑しているところで、同行記者団から、与党・民主党の一部の候補者がバイデン氏の応援は必要ないなどと公言していることを指摘され、強く反論しました。
同行記者「オハイオ州の候補は、大統領に来てほしくないと。ジョージア州の候補も要請していないが」
バイデン大統領「16か所以上から応援要請は来ているんだ。ネバダ州、ジョージア州からも来てほしいと言われているが、調整中だ」
まだ調整中で発表前の予定まで自ら明らかにして反論したバイデン大統領。今回の選挙戦ではこれまでのところ、候補者の応援演説に出向く機会がほぼなく、インフレ対応をめぐり批判も高まっていることから、一部のメディアからは「招かれざる大統領」などと不人気ぶりを指摘する声があがっています。
バイデン氏は、今週末も地元の別荘に滞在する予定で、静かな選挙戦を続けています。