米「政府効率化省」約4億2000万ドルの支出削減を発表
アメリカのトランプ政権の下で発足した新組織「政府効率化省」が、これまでに、およそ4億2000万ドルの政府支出を削減したと発表しました。
実業家イーロン・マスク氏が率いる「政府効率化省」は24日、およそ4億2000万ドルの政府の契約をキャンセルしたと発表しました。バイデン政権の下で進められた多様性を重視する取り組みに関わる契約を見直すなどしたということです。
政府効率化省をめぐっては、共同代表を務める予定だった実業家のラマスワミ氏が、マスク氏と対立して辞退し、マスク氏が単独でトップを務めています。
政府効率化省は大統領令により、政府内の組織に格上げされたほか、ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、マスク氏は政権発足後、ホワイトハウスのオフィスで執務しているということで、今後、政権内でさらに影響力を強める可能性があります。
最終更新日:2025年1月25日 12:01