米・債務上限問題 バイデン大統領と野党幹部が会談も…合意至らず 交渉継続へ
アメリカ政府の債務上限引き上げをめぐり、バイデン大統領と野党・共和党の幹部が22日に会談しましたが、この日も合意には至りませんでした。
共和党・マッカーシー下院議長「まだ合意には至っていない。ただ、意見の相違がある部分でも生産的な協議ができたと思う」
議会下院で多数派を握る共和党は、債務上限引き上げの条件として大規模な歳出削減を求めています。
22日のバイデン大統領とマッカーシー下院議長の会談では、具体的な進展はありませんでしたが、両者は共に「生産的な会談だった」と評価し、交渉を続けるとしています。
こうした中、イエレン財務長官は22日、早ければ来月1日にも債務不履行に陥る可能性が「非常に高い」と警告し、改めて議会に早期の対応を求めました。