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米12月の雇用統計、就業者数前月から21万6000人増

2024年1月6日 0:58
米12月の雇用統計、就業者数前月から21万6000人増

アメリカの12月の雇用統計が発表され、就業者数は前の月から21万6000人増え、市場予想を上回りました。

アメリカ労働省が5日に発表した12月の雇用統計で、景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数は、前の月から21万6000人の増加となり、17万人程度を見込んでいた市場予想を上回りました。

また、失業率は、前の月と同じ3.7パーセントでした。

アメリカの雇用の勢いは徐々に鈍化していて、記録的なインフレの要因となっていた人手不足は緩和しつつあります。

インフレ抑制のために急速な利上げを行ってきたFRB=アメリカ連邦準備制度理事会は、インフレが落ち着きつつあることから今年、3回の利下げを見込んでいます。