プーチン大統領、「部分的動員」の兵士訓練を視察 自らも地面に伏せライフル銃を試射
ロシアのプーチン大統領は20日、部分的動員で集められた兵士による訓練を視察し、自らライフル銃を試射する様子なども公開しました。
ロシア国防省によりますと、プーチン大統領は20日、ショイグ国防相の案内で、モスクワからおよそ200キロ離れたリャザンの訓練場を視察しました。出迎えた兵士を激励したあと、プーチン大統領は保護メガネとヘッドホンを着け、コート姿のまま地面に伏せてライフル銃を試射してみせました。
ロシア軍の兵士不足を補う「部分的動員」は、先月、プーチン大統領が発表すると、国外に脱出する国民が急増するなど大きな混乱を呼んでいて、今月14日には動員が「2週間以内に完了する」と説明するなど対応に追われていました。
今回の視察についても、公開することで国民の不安を抑える狙いがあるとみられます。