韓国大統領府は24日夜、武力衝突が続くアフリカのスーダンから自国民28人を軍用機でサウジアラビアに退避させたと発表しました。また、「日本人数人も同行し、安全に撤収した」と明らかにしています。

韓国大統領府は24日夜、スーダンの首都・ハルツームから陸路で東部のポートスーダンに退避した韓国国民28人が、派遣した軍用機でサウジアラビアのジッダに向けて離陸したと発表しました。

また、この退避作戦では、「現地滞在の日本人数人も一緒に同行し、安全に撤収できるようにした」と明らかにしました。大統領府関係者によりますと、日本人数人はハルツームからポートスーダンまでの退避に同行したということです。

ジッダに退避した28人の韓国人のうち26人は、25日午後4時頃、ソウル近郊の空港に到着する予定です。

「プロミス」と名付けられた韓国の退避作戦は、アメリカ、UAE＝アラブ首長国連邦、サウジアラビアなどの協力を得て進められたということです。