北朝鮮が短距離弾道ミサイル2発発射 飛距離およそ620キロ~韓国軍
韓国軍は14日朝、北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。13日から始まっている米韓合同軍事演習への対抗措置とみられます。
韓国軍によりますと、北朝鮮は14日午前7時半すぎ、西部の黄海南道のチャンヨン付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射しました。いずれも飛距離はおよそ620キロと分析しています。
北朝鮮は12日、潜水艦から戦略巡航ミサイル2発の発射訓練を行ったばかりです。
北朝鮮は13日から始まったアメリカと韓国による大規模な合同軍事演習を前に、金正恩総書記出席のもと軍の会議を開き、「重大な実践的措置」を決定したと伝えていて、対抗措置を議論したとみられていました。
米韓の合同軍事演習は今月23日までの予定で、北朝鮮のさらなるミサイル発射なども予想され、朝鮮半島の軍事的緊張は高まるものとみられます。