日本、最多12回目の非常任理事国選出 来年1月に議長国の見込み
国連の安全保障理事会の非常任理事国を決める選挙が9日に行われ、日本が12回目の当選を果たしました。
9日に行われた国連総会で、年末で任期が満了する安全保障理事会の非常任理事国5か国を入れ替える選挙が行われ、日本は有効投票192票のうち184票を得て当選しました。
日本の非常任理事国選出は国連加盟国の中で最多の12回目で、任期は来年1月からの2年です。
安保理はウクライナ侵攻や北朝鮮の核・ミサイル開発に対して一致した対応をとることができず、機能不全が指摘されています。
小田原潔・外務副大臣「我が国は各国との緊密な意思疎通と丁寧な対話を通じて、安保理が所期の役割を果たすよう協力をしてまいります。そして、法の支配に基づく国際秩序の維持と強化を目指してまいります」
日本は任期開始直後となる来年1月に議長国を務める見込みです。