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旧ソ連最初で最後の大統領・ゴルバチョフ氏、91歳で死去 ノーベル平和賞受賞

2022年8月31日 6:29

旧ソ連最初で最後の大統領で、ノーベル平和賞も受賞したミハイル・ゴルバチョフ氏が30日、モスクワ市内の病院で亡くなりました。91歳でした。

ロシアメディアによりますと、ミハイル・ゴルバチョフ氏は、腎臓に疾患があって、この1年間は医師の管理下にありました。6月に人工透析のためにモスクワ市内の病院に転院していたということですが、30日、亡くなりました。

ゴルバチョフ氏は1985年に旧ソ連・共産党トップの書記長に就任し、政治経済の改革を目指していました。さらに、東ヨーロッパの民主化を支持して冷戦を終結させ、1990年にはソ連で最初で最後となる大統領に就任し、ノーベル平和賞も受賞しています。

最近のウクライナを巡る東西の対立に関しては、去年、ロシアメディアの書面インタビューに「難しい局面でも対話を中断してはいけない」と対話の重要性を訴えていました。