「経営の神様」京セラ創業者・稲盛和夫氏が死去 90歳
京セラの創業者で「経営の神様」とも称される稲盛和夫氏が今月24日、老衰のため、亡くなりました。90歳でした。
稲盛氏は1932年、鹿児島市生まれ、27歳の時に京都セラミック株式会社=現在の「京セラ」を設立しました。
80年代には通信事業の自由化をうけ設立した第二電電の会長をつとめたのち、2000年、KDDなどとの合併で設立されたKDDIの名誉会長に就任しました。
2010年には経営破綻した日本航空の会長に就任し、経営の立て直しに尽力しました。
こうした経歴から「経営の神様」とも称され、経営者が集まる「盛和塾」の塾長として、経営者の育成にも力を注ぎました。
稲盛氏は今月24日に京都市内の自宅で老衰のため亡くなり、通夜と葬儀は近親者を中心に執り行われたということです。
後日、「お別れの会」が行われる予定です。