世界的ファッションデザイナー・森英恵さん死去 96歳
日本を代表するファッションデザイナーの森英恵さんが老衰のため亡くなっていたことが分かりました。96歳でした。
森英恵さん(1989年10月、当時63歳)「平成の時代に入って、ファッションが文化として国からちゃんと認められたということが、とてもうれしいです」
森さんは、1992年のバルセロナオリンピックで日本選手団の公式ユニホームをデザイン。
翌年に行われた現在の天皇皇后両陛下のロイヤルウエディングの際には、皇后雅子さまのローブデコルテをデザインするなど時代を象徴する衣装を手がけてきました。
1996年には服飾デザイナーとして初めて文化勲章を受章するなど多くの功績を残した森さん。直前まで元気に仕事をしていたそうですが、先週11日(木)、都内の自宅で老衰のため亡くなりました。
葬儀はすでに近親者のみで営まれたということです。