UNRWA事務局長“ガザ地区で食料積んだトラック100台以上が襲撃された”
UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長は、パレスチナ自治区ガザ地区で支援物資の食料を積んだトラック100台以上が襲撃されたと明らかにしました。
UNRWAのラザリーニ事務局長は18日、スイスのジュネーブで会見を開き、16日にガザ地区で食料を運んでいたトラック109台が襲撃されたことを明らかにしました。運転手らは銃を突きつけられ、支援物資をおろすよう強要されたということです。ラザリーニ事務局長は、「南部はギャングの抗争などで支援活動が不可能な環境になっている」と述べました。
また、UNRWAはSNS上に声明を発表し、このままでは生きるために人道支援に頼っている200万人が深刻な食料不足に直面するとの懸念を示し、イスラエル当局が「援助が安全に届けられるようにするという国際法上の義務を無視し続けている」と非難しています。