塗装剥げ劣化…パリ五輪のメダル100個以上が返却される 仏メディア
パリオリンピックで授与されたメダルについて、塗装が剥げ劣化しているとして、100個以上が返却されているとフランスメディアが報じました。
フランスメディアによりますと、2024年のパリオリンピックで授与されたメダルが著しく劣化し、選手らから100個以上が大会組織委員会に返却されたということです。
地元紙フィガロは、フランスの水泳選手がSNSで劣化したメダルを手にした写真とともに「パリ1924」つまり100年前のメダルかのようだと冗談めかしてコメントしたと伝えています。
メダルはフランスの高級宝飾ブランド「ショーメ」がデザインし、パリ造幣局で作られました。劣化の原因は、表面に使用された塗装剤の品質だとみられていて、事態を受け、パリ造幣局の担当者ら3人が解任されたということです。
IOC=国際オリンピック委員会は、メダルの交換を保証しています。
最終更新日:2025年1月17日 1:28