オデーサで150万人以上が停電被害…ゼレンスキー大統領「イラン製ドローンによる攻撃」
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍によるドローン攻撃で、南部・オデーサで150万人以上が電気が使えない状況に陥っていると訴えました。
これは、ゼレンスキー大統領が10日に公開した動画で明らかにしたもので、「イラン製のドローンによる攻撃を受け、オデーサなどは暗闇の中にある」と訴えました。その上で、「150万人以上が電気を使えない状況にある」としています。ロイター通信によりますと、復旧には数日かかる見通しだということです。
こうした中、イギリス国防省は10日、「イランのロシアへの軍事支援は今後数か月で増加するとみられる」とする分析を公表しました。その上で、「ロシアは弾道ミサイルを数百発など、より多くの兵器を手に入れようとしている」と指摘しています。