米大統領選挙後、人種差別的なショートメッセージが急増 FBIが調査
アメリカ大統領選挙後に人種差別的なショートメッセージが急増していることを受け、FBI(=連邦捜査局)が調査に乗り出しました。
アメリカメディアによりますと、トランプ前大統領の勝利が伝えられた6日の朝から、少なくとも全米13州で人種差別的なショートメッセージが急増しているということです。
メッセージは数パターンあり、そのうちの一つは「あなたは『綿摘み』に選ばれました。奴隷使用人が迎えに来ます」という黒人奴隷制度を想起させる内容だということです。
FBIは7日、「攻撃的で人種差別的なメッセージについて把握していて、当局と連絡を取り合っている」と調査に乗り出したことを明らかにしました。
全米黒人地位向上協会は「憎悪を奨励してきた大統領を選出した現実が、私たちの目の前で展開されている。人種差別的な団体による憎悪の拡散が増加している」と非難しています。