北朝鮮 追加の軍事偵察衛星、打ち上げ間近か 韓国メディア
北朝鮮が今年中に追加の軍事偵察衛星の打ち上げを示す中、韓国メディアは軍消息筋の話として、打ち上げが間近であるとの見方を伝えました。
北朝鮮は去年11月に初となる軍事偵察衛星を打ち上げていますが、金正恩総書記は追加で3基の衛星を今年中に打ち上げる方針を示しています。
こうした中、韓国のSBSテレビは27日、軍関係者の話として、新たな衛星や打ち上げに使われるとみられるロケットが、北朝鮮西部・東倉里にある西海衛星発射場に運び込まれたことが確認されたと伝えました。
運び込まれたロケットなどを発射台に立てるには、1日から2日あれば十分であるとの見方を韓国軍が示していることから、打ち上げが間近に迫っていると分析しています。一方、韓国国防省は「現在のところ迫った兆候はない」としています。