イギリス王室を離脱したメーガン妃が、エリザベス女王の死去後初めてインタビューに応じ、「複雑な時間だった」と女王の国葬などに参列したことを振り返りました。王室離脱後、ヘンリー王子夫妻とイギリス王室の間でのわだかまりが続いていることをにおわせた形です。

19日に公開されたアメリカの雑誌「バラエティ」のインタビューに応じたメーガン妃は、エリザベス女王の死去を振り返り、「複雑な時間だったが、夫（ヘンリー王子）は楽観主義者で、『これで女王は亡くなった夫のフィリップ殿下と再会できる』と言っていた」と述べました。

王室離脱後、ヘンリー王子夫妻とイギリス王室の間でのわだかまりが続いていることをにおわせた形です。

また、女王との思い出に関して質問され、「女王と初めて行った公務を思い出して、それがどんなに特別なものであったかを思い知った。王室の長である女王との温もりを感じられたことを、誇りに思い続ける」と述べました。

さらに、女優として復帰する可能性を問われると、「絶対にないとは言い切れないが、あり得ない」と述べ、復帰の意思がないことを強調した上で、ヘンリー王子とともに、恋愛映画の脚本を作る計画が進行中であることを明らかにしました。

イギリスメディアは、メーガン妃がエリザベス女王の死去後初めてメディアのインタビューに応じたことを受けて、「メーガン妃は記事の見出しを作る方法を知っている」と、メーガン妃の話題作りだと揶揄（やゆ）して伝えています。