米政府 ロシアの外交官12人を国外追放へ
アメリカ政府は、ニューヨークにあるロシア国連代表部に所属する外交官12人を「スパイ活動に従事した」として、国外追放することを決めました。
アメリカの国連代表部は先月28日、ロシアの国連代表部に所属する外交官12人について、「アメリカでの居住特権を乱用し、国家の安全保障を害するスパイ活動に従事した」として、国外追放の手続きを開始したと発表しました。
ロシアのネベンジャ国連大使のもとにこの一報が入ったのは、会見中のことでした。
ロシア・ネベンジャ国連大使「この電話に出なければならないので少しだけ待ってください。たった今、アメリカがロシア国連代表部に対して、またしても敵対的な行動をとったという情報が入りました」
ロシアの大使は、外交官らが今月7日までの退去を求められていることを明らかにした上で、追放の決定を批判しました。