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香りを食べる?とろける牛すじ?独創的なメニューがいっぱい!新たなカレーの街・高円寺

2023年1月20日 15:02
香りを食べる?とろける牛すじ?独創的なメニューがいっぱい!新たなカレーの街・高円寺

カレーの街と言えば、東京の神保町や下北沢などが思い浮かびますが、実は最近、東京・杉並区の高円寺で、カレーを提供する店が増え、注目されているんです。駅から半径600メートル以内に10店舗以上のカレー専門店が軒を連ねる高円寺を後藤楽々キャスターが取材しました。

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最初に訪ねたのは、高円寺の商店街にあるカレー専門店・「スパイスカレー青藍」。お店の入り口には香りを食べるカレーライスと書いてあります。

今回注文したのは、「スパイスカレーZ定食」980円。野菜の総菜5種がセットになっているんです。いざ目の前にすると…マスク越しでも伝わるほどのスパイシーな香りです。20種類以上のスパイスで仕上げたルーは、小麦粉が使われておらずサラサラ。噛めば噛むほど味わいも変化していくそうです。

実は、5年前に脱サラをしてお店を開店したという店主。高円寺を選んだ理由を聞くと、「高円寺は昔ながらの商店街で(お店は)一軒一軒すごく小さい。カレーは他(の料理)と違って鍋とご飯があればできるのでキッチンが小さくてもできる」からだそうです。

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次に向かったのは、毎年高円寺で行われているカレーイベントの優勝店「Bistro BARパテ屋」。そこは、肉の卸売業者が経営する肉料理専門店でした。ランチ限定でカレーを提供している「いろいろ野菜の牛スジカレー」790円。5時間以上煮込んだ牛スジが入っています。

一口食べた後藤キャスター、その感想は「お肉がすぐ口の中で溶けちゃいます。カレーに入っているお肉というよりカレー味の牛すじを食べてるみたい」とのこと。

その秘密は、牛スジの量。200グラムのカレーのうち、半分以上が牛スジなんです。実は25キロのお肉をさばくとすると、そのうちの10キロはすじ肉のため、これまでは廃棄していたそうです。しかし、このすじ肉を有効活用しようと思って始めたのが、この牛すじカレーだったんです。このカレーが好評となり、今では人気メニューとなり、牛すじが足りなくなるほどになったといいます。

お店ごとに個性あふれる高円寺のカレー。皆さんもぜひ味わってみてはいかがでしょうか?

(1月20日『Oha!4 NEWS LIVE』より)

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