家族で奮闘!新橋の“地中海料理”の店…“生き残り“かけ新メニュー開発へ
新橋に地中海料理の一つ、マルタ料理のレストランがある。長引いたコロナ禍の影響で、客の減少に苦しんでいた。店を営むオーナシェフの高宮さんとフィリピン出身の妻マリクリスさんは、「この先がどうなるかわからない」とこれまで様々なチャレンジをしてきた。
貯金を取り崩して、中古のキッチンカーを購入し移動販売を始めたり、新橋の店を休みシェアキッチンの店で商売を始めたりした。しかしどちらも思ったほど売上は伸びないままだった。3月になり、高宮さん夫婦は新たな挑戦をしようと話し合い、その結果、店のランチを休みにしていた金曜日と土曜日に新しいランチメニューを出す事にしたのだ。
「新たなカレーを作る」と決め、さっそく二人でメニューの開発を始めるのだが、夫婦は中々折り合わない。妻マリクリスさんは故郷のフィリピン風の味付けにこだわるが、夫は自らの「マルタ料理」の手法で味付けをしようとし、意見がぶつかってしまう。夫がカレーにワインビネガーを加えてみると、妻は「味が変わっていない」と言い、妻が塩コショウで味を調えると夫が「もっとスパイス入れた方がいいよ」と、マルタ料理でよく使うスパイスを提案するなど、試行錯誤が続いた。
そして、4月。いよいよカレー販売の日がやって来た。一体どんなカレーができたのか?
オリジナルのカレーには、夫婦二人の想いが詰まっていた。フィリピン料理と夫のマルタ料理を合わせた新たなカレーだ。この日はまん延防止措置も解除されていて、ランチ時は賑わいを見せていた。果たして新メニュー販売の結果は…
※詳しくは動画をご覧ください。(2022年6月6日放送「news every.」より)