物価高のなか…一般客も利用できる卸売市場 ボリューミーな朝ごはん“海鮮丼”も
今、さまざまな食材が高騰しているなか、お財布に優しい価格で一般客も買い物できる『卸売市場』を取材しました。市場ならではのボリューミーな朝ごはんも登場します。
午前7時。米澤かおりキャスターがやってきたのは川崎市にある、卸売市場。
米澤かおりキャスター
「食の宝庫、市場にやってきました!ワクワク」
川崎市中央卸売市場北部市場は東京ドームおよそ3.5個分の敷地に、鮮魚の仲卸や精肉店などおよそ130店舗が集結しています。
そもそも『卸売市場』は食の流通拠点として小売店や外食事業者などに売る場所ですが実は、一般のお客さんでも利用できる市場があり神奈川県内には4か所あります。
概ねスーパーなどで買うよりも2割ほど安く買えるそうで、物価高が続く今、お得に買い物ができると注目されているんです。
米澤かおりキャスター
「安い!(鶏ひき肉)100g80円!」
鶏ひき肉は100gで80円。
米澤かおりキャスター
「豚ひき肉100g100円?市場ってこんなにお得が満載だったんだ」
マグロ店では
米澤かおりキャスター
「この量ですもんね?これで?」
店員
「500g500円!」
米澤
「500円!?」
「ねぎま」は、マグロの中でもあまり多く取れない筋が多いところだそうで、鍋にして食べるとおすすめだそうです。たっぷり500gで500円。
米澤かおりキャスター
「ちょっとこれ買って帰りたいかも」
近所に住むこちらのお客さんはよく買い物に来るそうで
横浜市から来た常連客
「(魅力は)やっぱり安いところ。新鮮ですよね。大好き」
買い物の後は、市場で朝ごはん。こちらのお店の名物は
米澤かおりキャスター
「とにかく豪華ですね」
お客さんの半数以上が注文するという海鮮丼。本マグロの中トロやいくらなど、豪華10種類以上のネタが乗ってお値段は2100円。本マグロの中トロは、先ほど取材したマグロ店で仕入れているそうです。
米澤かおりキャスター
「ほどよい赤みと脂のバランスで、噛むほどに旨みが出てきて口の中が幸せです」
仕入れ先は歩いてすぐの市場。だからこそのお値段と、このボリュームで提供できるそうです。
続いてやってきたのは東京・府中市場。都内には一般のお客さんも利用できる市場が7箇所。こちらでは野菜や肉などの生鮮食品を取り扱うお店や飲食店が70店以上並んでいます。
米澤かおりキャスター
「新じゃが、この量で350円」
煮物にオススメだという新じゃがはおよそ30個も入ってなんと、350円!
他にも大粒のイチゴがおよそ10粒入って400円!近所に住むお客さんはスーパーがわりにきてまとめ買いしているそうで
近所から来た常連客と友人
「スーパーより全然安い。」
「私は初めて。連れてきてもらった。この方は常連で」
そんな市場で朝ごはんにも人気なのがメニュー豊富な総菜パンのお店。こちらは、 LLサイズの卵をおよそ3個も使ったたまごドッグ。お値段、480円。
米澤かおりキャスター
「卵が、コクがあっておいしい?これ一個食べたら朝から元気になれそうです」
手頃な価格のワケは市場内の卵専門店で仕入れているからなんだそう。お得な買い物と食事を一石二鳥で楽しめる市場、家計の助けになりそうです。
(3月7日放送『Oha!4 NEWS LIVE』より)