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【密着】空で味わう"日本の味"!客室乗務員が開発したエアージャパンの機内食『every.特集』

2024年2月10日 18:30
【密着】空で味わう"日本の味"!客室乗務員が開発したエアージャパンの機内食『every.特集』

航空機の中で味わう機内食は「空の旅」の楽しみのひとつ。各航空会社も手を変え品を変え、機内食作りに工夫を凝らす。そんな中、世界各地を飛び回る「客室乗務員」に機内食開発を任せようという新たなプロジェクトが始まった。「エアージャパン」がタイ~成田間の就航のスタートに向けて新たな機内食を作ることにしたのである。世界の料理を食べている客室乗務員の味覚と情報を生かそうというわけだ。狙いはタイからやってくる観光客向け。“空から日本のおいしさを発信”するのがコンセプトだという。

メニューの開発には8人の客室乗務員が起用され、フライト歴5年の森川菜摘さんが意見の取りまとめ役になった。「フライトをする中でメンバーと現地の日本食レストランを確認したりとか 日本食のこういうものが人気などの情報を確認している」という。去年の春から3回の試食を重ねて、メニューは13種類まで絞り込まれていたが、2つのメニューに課題が残されたままだった。「親子丼」と「チキン南蛮丼」だ。試食後の会議で改善が必要とされてしまう。2つの丼には何かが足りないのだ。一体、どうしたものか――。

まとめ役の森川さんは、タイ・バンコクでヒントを探すことにした。グループ会社ANAのアジア便のフライトでバンコクに行く機会があったからだ。フライトの翌日。森川さんはタイ人の同僚とともにバンコク市内の市場に向かった。そこは新鮮な食材が並ぶ中に大きなフードコートがあり、様々なご当地グルメを味わえる場所だ。機内食に生かせるものはないだろうかと市場をめぐっていると、「あるもの」に目が止まった。食べてみると思わず「おいしい。照り焼きみたい」と声が出てしまった。新たな機内食に生かせるかもしれない。森川さんの戦いは最終段階へと進んでいった。

※詳しくは動画をご覧ください。(2024年2月7日放送「news every.」より)

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