メールやSNSのやりとりが多くなった今でも、手紙を書く人は、まだまだいる。手書きの言葉に込めた思いを聞いてみると、そこには様々な“人生模様”が見えてくる。

東京・銀座にある紙の文房具専門店。「レターセット」や「メッセージカード」などが100種類以上あり、全てがオリジナルデザインだ。ひまわりや金魚をモチーフにした季節感あふれるものから、カエルやパンダをキャラクターにしたものまで、さまざまな商品がある。

日本に留学している中国人女性は「手で書いたほうが自分の気持ちがちゃんと伝わる感じだと思ったから」と手紙を書く理由を語った。また別の男性は「遠くにいる人に手紙を送りたい。電子的なものより自分の気持ちがのっている気がする」とその思いを話してくれた。

手書きにこだわり、言葉を届けようとする人たち。店に来る客は様々な「事情」を胸に「レターセット」や「カード」を探しに来ていた。

学生時代の下宿先に手紙を出すという若い女性。親友の結婚式で読む手紙を書く人から、父親に手紙を出し続けている姉妹。そして年に1度の記念日にカードを送るという女性まで、いろんな人がそれぞれの事情を抱えていた。「人生の分岐点」に届けたい手紙。そこに込めた思いを聞く…あなたは「なぜココ」に？


※詳しくは動画をご覧ください。(2022年8月1日放送「news every.」より)