関東甲信 厳しい暑さ続く 午後は天気急変し非常に激しい雨のおそれも
関東甲信地方では、雲が多めながら日差しも出て、午前中から各地で気温が上がっています。
午前11時までの最高気温は、東京の八王子で32.9℃、群馬の桐生で32.7℃、甲府で32.6℃、千葉の船橋で32.6℃、東京都心で30.2℃など、関東甲信の広い範囲ですでに30℃以上の真夏日となっています。
この後気温はさらに上昇し、日中の最高気温は、熊谷や甲府で35℃の猛暑日が予想されているほか、前橋やさいたま、長野で34℃、東京や横浜、千葉、松本で33℃の予想となっています。
環境省の暑さ指数では、関東甲信地方の広い範囲で熱中症警戒レベルが「危険」と予想されています。外出や屋外での作業はなるべく短時間に済ませ、適宜休息をとるようにしましょう。また、水分や塩分をこまめに補給し、屋内でも適切に冷房を使用するなど、熱中症に厳重に警戒してください。
一方、関東甲信地方では、昼すぎになると大気の状態が不安定となり、所々で雨雲が発達、局地的には傘がまったく役に立たないような非常に激しい雨が降るところがありそうです。
11日から12日にかけて予想される1時間雨量は、関東北部で50ミリ、関東南部や甲信で30ミリと予想されていて、雨雲が予想以上に発達した場合は警報級の大雨となる可能性もあります。
短い時間であっても、激しい雨や非常に激しい雨が降ると道路やアンダーパスなどが冠水することがあります。低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分注意し、落雷や突風、降ひょうにも注意が必要です。