新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。

お盆期間で人の移動が増えたことも影響し、県内は8週連続で感染者数が前の週を上回りました。

県は改めて基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

今月18日までの1週間に確認された新型コロナの感染者は、県が定点とする51の医療機関で合わせて655人でした。

前の週よりも129人増えていて、感染者数が前の週よりも多くなるのは8週連続です。

1つの施設から10人以上の感染者が出る集団発生は、医療機関や高齢者施設などから合わせて15件の発生の報告がありました。

県は、お盆期間で人の移動が増えたことが感染拡大の要因のひとつになっていると分析していて、手洗いや部屋の換気など基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

また、乳幼児の感染が多い「手足口病」は、約2か月半ぶりに前の週から感染者数が減少しましたが、秋田市、大館、北秋田、能代、秋田中央、大仙の保健所管内には引き続き警報が発表されています。