秋田市の千秋公園のお堀では、ハスの花が見ごろを迎え、連日多くの観光客が訪れています。

そのハスと一緒に楽しめるヘルシーな食べ物と、暑い夏には欠かせないあの飲み物の話題を、秋田生活1年目の関円花アナウンサーが取材しました。

関円花アナウンサー
「秋田市を代表する観光スポット、千秋公園。この時季の見どころと言えば、お堀を彩るハス、ですよね。そのハスをさらに楽しんでもらおうと、この夏完成したのが、全長約250メートル、お堀の遊歩道です！」

JR秋田駅から歩いて5分、千秋公園のお堀に、秋田市が約4億円をかけて整備した、遊歩道です。

特長は、なんといってもハスとの近さ！

これまでは、離れた歩道から眺めるしかなかったハスを、触れられる距離で眺めたり、写真撮影をしたりすることができるんです。

さらに、お堀にはもうひとつの顔が。

夜にはライトアップが楽しめるんです！

音楽に合わせた動きのある演出や、写真撮影に適した落ち着いたライティングなど、様々な見どころがある、お堀のライトアップ。

ハスの花の見ごろに合わせて、8月末まで毎日行われています。

さらに、お堀の遊歩道を抜けてすぐのところに、人気のスポットがあるんです。

かつて県立美術館だった建物を活用して3年前にオープンした、「秋田市文化創造館」。

その一角に去年、店を構えたのが、「豆腐百景」です。

できたてのよせ豆腐の量り売りのほか、豆腐を使った様々なメニューを取りそろえています。

豆腐に使っているのは、県産の大豆「リュウホウ」。

調味料がセットになったプレートは、その濃厚なうまみを存分に楽しむことができます。

店の一番人気が、最上級木綿豆腐を使った油揚げ「よじろあげ」です。

関アナ
「外がサクッと、中がふんわり、噛んでいくとジュワーっと中からあまじょっぱいタレが染み出てきます。このあまじょっぱさが、おつまみにもおやつにも合いそうです」

店主　矢吹史子さん
「この周辺を観光しながら、片手で持って散策しながら食べている方もとても多いので、みなさんにもいま見えるハスを見ながら食べていただいたりするといいかなと思っています」

秋田市には、ほかにも夏にぴったりのスポットがあります。

関アナ
「75年以上営業を続けていた、秋田市最後の銭湯の建物です。こちらは女湯の入口ですね。中に入って行きます。失礼します。あ！見てください！中にはタンクがずらりと並んでいます！こちらは、クラフトビールの醸造所なんです！」

銭湯の建物をリノベーションして出来た、「HOPDOG BREWING」。

秋田市のほかの醸造所から独立した男性が、去年、オープンさせました。

長谷川信 醸造長
「ここの場で、みなさんお風呂に入ったわけですね。そういった、人が集まる、みなさん地域のコミュニティのひとつだったと思うんですけど、そういった場所でビールを作れるっていうのは楽しいなって思って、それで選びました」

事前予約制で、見学も受け付けています。

見学のあとは、お待ちかね。

地ビールの試飲が楽しめます！

醸造所では、ポップなデザインの缶製品3種類も販売しています。

10月からは、月に一度の開放日もオススメですよ！

暑さが厳しいこの夏。

キンキンに冷えた地ビールとヘルシーなおつまみ片手に、秋田の夏の風物詩を楽しんでみてはいかがですか？