秋田県の人口 来月にも90万人割り込む見通し 減少スピード加速止まらず
6月1日時点の県人口は、90万298人で、先月から1100人あまり減りました。
県人口は、7月にも90万人を割り込む見通しです。
県のまとめによりますと、県内では5月の1か月間で292人が生まれました。
亡くなった人は1444人で、1152人の自然減でした。
また、引っ越しや転勤などで県内に転入した人は842人、県外へ転出した人は839人で、3人の社会増となりました。
これにより、6月1日時点の県人口は、先月から1149人減って90万298人となりました。
この1年、県人口は月平均1400人を超えるペースで減っていて、7月1日には90万人を割り込む見通しです。
県によりますと、県人口が80万人台になれば、1回目の国勢調査が行われた1920年以来となります。
戦後1950年代には130万人を超えていた秋田県の人口。
2009年に110万人を下回り、8年後の2017年に100万人を割り込みました。
それからおよそ7年。
減少スピードが加速しています。