マッチングアプリ活用で人口減少対策を 大仙市が運営会社と東北初の連携協定
結婚を希望する人に出会いの機会を提供しようと、大仙市がマッチングアプリの運営会社と連携協定を結びました。
東北の自治体では初めての協定で、市は今年度、アプリの利用方法などを学ぶセミナーを開き、若い世代の結婚を後押しして、人口減少対策につなげたい考えです。
大仙市が協定を結んだのは、マッチングアプリ「ペアーズ」を運営する会社「エウレカ」です。
2012年にサービスを始めたペアーズは、趣味や求める条件などを登録し、気に入った相手を探すアプリで、累計登録数は約2000万と、国内最大規模を誇ります。
大仙市は、協定をもとに今年度、プロフィール写真の撮り方など、アプリの利用方法を学ぶオンラインセミナーを開き、若い世代の結婚を後押ししながら人口減少対策にもつなげたい考えです。
大仙市 老松博行 市長
「マッチングアプリを通じて出会い、結婚する方が今後ますます多くなることを考えますと、市民のみなさまがアプリを安全に利用できるよう、それをサポートすることが市の努めであると」
エウレカ 山本竜馬 代表取締役CEO
「マッチングアプリだけを見ると、多分100とか200とか出てくると思うんですけども、外部の認証機関から見ても基準にのっとっているのは本当に10個もないくらいで、ペアーズはそのひとつです。安心に安全に使えるというサービスであることを認識いただけるように、弊社としても大仙市と肩を組んで一緒に取り組んでいきたいという風に思っています」
4人に1人がマッチングアプリで出会った相手と結婚するともいわれている時代。
エウレカが自治体と協定を結ぶのは、大仙市が12番目で、東北では初めてです。