女性の活躍推進に積極的な職場を国が認定する「えるぼし」制度に、県内の菓子製造メーカーが認定されました。

菓子製造メーカーでは、県内で初めての認定です。

女性の活躍を推進する企業を国が認定する「えるぼし」制度。

県内では、2018年以降15の企業が認定されています。

今回認定を受けた菓子製造メーカーの「ゆう幸」は、秋田を拠点に首都圏の百貨店などで高級菓子店の「くら吉」を展開しています。

創業した2011年当時、正社員は男性だけでしたが、近年は女性社員の活躍が業績の拡大を牽引しているといいます。

ゆう幸　佐々木路子 取締役
「評価が高い方が多くてですね、気が付けば女性が管理職とか役員にあがっていった。去年1店舗、おととし2店舗、首都圏で店舗が増えてきたと同時に、女性の活躍が上がってきた。頑張ってくださる方にはどんどん上に上がってもらって、活躍してほしいと思います」

ゆう幸　佐々木幸生 社長
「地方というか、秋田には優秀な学生の受け皿となりうる企業が少ないのかなと。少しでも受け皿になれるように企業として努力していきたい」

採用や労働時間、管理職比率などの項目を評価基準とする「えるぼし認定」について、秋田労働局の山本博之局長は、「従業員の持っている能力を発揮できる職場を整備し、誰もが働きやすい環境整備につながれば」と県内企業での取り組み拡大に期待を寄せていました。