優勝記録は100キロ超え!恒例の「ジャンボスイカコンクール」開催 横手市
県内一のスイカの産地、横手市で、毎年恒例の巨大スイカの重さを競うコンクールが行われました。
去年の優勝記録は約90キロでしたが、今年はさらに上回りました。
横手市十文字町で21日に行われた、ジャンボスイカコンクール。
スイカの産地としての知名度を高めようと、JA秋田ふるさとが毎年開いています。
地元の園児たちも駆け付け、コンクールの行方を見守りました。
7人の農家から出品された、ジャンボスイカ。
「カロライナクロス」という動物の飼料や鑑賞用として栽培される品種で、このコンクールのために農家が特別に育ててきました。
今年は、大雨の影響で、成長させるのに苦労したといいますが、それでも例年通り、大迫力のスイカが出そろいました。
その中でも一番重かったのは。
「はい。最後なります。齋藤裕磨さん」
「お~!」
「101.4キロ、100キロ超えました」
この日、唯一の100キロ超え。
齋藤裕磨さんが育てた特大のジャンボスイカでした。
農業を始めて以来、このコンクールに欠かさず出品しているという齋藤さん。
優勝は3年ぶり2回目です。
斎藤裕磨さん
「最初持ってくるときに2人で持てなくて。ちょっと重いなっていうのが第一印象でしたね」
ー手ごたえはあった?
「自信は、ですね。ちょっと上位には入れるかなとは思ったんですけど、実際計ってみないとちょっと分からなかったので。優勝できて良かったです」
コンクール終了後は、見守った園児たちにみずみずしい農家自慢のスイカが振る舞われました。
今回出品されたジャンボスイカの一部は、道の駅十文字などで展示されるほか、男鹿水族館のホッキョクグマにプレゼントされるということです。