漁港に野生のイルカ相次ぐ 船に近づき一緒に泳ぐ姿も…
13日に福井県越前町で撮影された映像には、群れをなしたイルカが船とともに泳ぐ様子が映っていました。
4月10日には、漁港内を優雅に泳ぐ姿も撮影されていました。3月上旬から漁港の中にまでイルカが入ってくることが多くなったというのです。
日本海には野生のイルカが多く生息し、福井県の沖合でも例年、春先はよくエサの魚を追う群れの姿が見られますが、漁港の中に入ってくるのは珍しいといいます。
漁師
「港の内に入ってくるのは珍しい」
渡船業を営む人
「20年以上やっているけど、イルカがこんなことは初めてです。遊んでる、戯れている。船を見るとすぐ近づいてきて、一緒に船が走ればついてくる」
地元の水族館「越前松島水族館」によりますと、目撃されているイルカはカマイルカでないかということです。
カマイルカは好奇心が強く、漁船に近寄ることがあるほか、エサとなるアジなどの魚の群れを追いかけて、岸壁近くまで近寄ってくることがあるそうです。