中学校の部活動を地域に移行する動きが進む中、１日、愛知県は地域クラブなどの指導者を確保するため「人材バンク」を開設しました。

少子化により愛知県内の公立中学校で行われる部活動の維持が難しくなっていることを受け、県は部活動を学校と切り離し、地域クラブなどに移行する取り組みを進めています。

こうした中、１日、県は新たに指導者を確保しようと「あいち地域クラブ活動人材バンク」を開設しました。

人材バンクはスマートフォンなどからアクセスでき、指導を希望する人は名前や活動経験、種目などを登録すれば、条件に合ったクラブなどがリストアップされ、応募が可能になります。指導者は18歳以上が対象、無料で登録できます。

部活動を地域に移行することで、教員の働き方改革や学校現場の環境を改善することも狙いだということで、愛知県での人材バンクの開設は、茨城県、千葉県、山梨県に次いで4県目となります。