花粉症発症率・全国2位「岐阜県」 くしゃみで「ぎっくり腰」に!? 負担減らす「くしゃみ」とは
2月に発表されたアンケート調査によると、2位の岐阜県では100人中、なんと、71人が「花粉症を発症したことがある」と回答。
三重県も6位と上位に入っているんです。つらいランキングの2位になってしまった岐阜県。
耳鼻科に行ってきたという男性は。
Q.何年花粉症ですか
「生まれたときから。寝られなくなるというか寝づらくなる。鼻呼吸ができないので」
Q.花粉症対策は
「もうしないです。つらくなったら薬をもらうだけ。もう諦めています」
鼻水や鼻づまり以外の悩みもあるようです。
花粉症20代女性:「化粧持ちも悪くなったり、肌もあれてしまうので、悩みではあります」「鼻水が流れていったりするので、頭が痛くなったりするので困る」
日常生活にも影響を及ぼす花粉症。
花粉症による体への影響。「接骨院」でも感じているようです。
稲熊接骨院 稲熊幸典副院長:
「花粉症の人は、くしゃみの衝撃によって、ぎっくり腰的に急激に腰へ痛みがでやすくなります」
くしゃみをした反動で激しい痛みを伴う「ぎっくり腰」に。
街でもこんな声が。
20代:「くしゃみすると腰へ急にくるので、ちょっと腰が痛いと思う」
60代:「まだ若い頃に(ぎっくり腰に)なった経験があって、くしゃみするときは身構えるというか、腰に力いれる感じで構える」
さらにこの時期ならではの要因がもうひとつ。
稲熊接骨院 稲熊副院長:
「特に今年は寒暖差が非常に激しいので、ちょうど冷えに弱い所が背中と腰の境目にあるので、その部分を負傷されて。ですからぎっくり腰的に腰が痛いっていうような状態でみえる方は多いです」
まだまだ寒さが続く時期は、血液の循環が悪くなり筋肉が緊張してしまうことで体を痛めやすくなります。
さらにくしゃみをすることで、上下左右の動きの支点となる部分に体重の7倍もの圧がかかり腰を痛めやすいと言います。
体への負担のかからないくしゃみの方法はあるのでしょうか。
稲熊接骨院 稲熊副院長:
「不意打ちでやると一番こたえますので、くしゃみするとこういう形になりますからくるなと思ったら腰のほうを押さえてもらって構えてもらうだけで、だいぶ衝撃は少ないです」