夏休み中の子どもたちに“第3の居場所”を提供!興味関心を広げる学習支援が今年も開催
日赤愛知県支部とUR中部支社の連携協働プロジェクト「夏休み みんなの空き地プロジェクト」が、名古屋市北区にある「水草団地」にて今年も開催中。
夏休み期間中、名古屋市内のUR賃貸住宅にて実施される同プロジェクト。日赤愛知県支部広報担当者によると、子どもが安心して自由に過ごすことが出来る“第三の居場所”づくりを目指しており、子どもたちの孤立をなくし、さまざまな体験を通じて、子どもたちの興味関心を広げることを目的としているといいます。
同プロジェクトは昨年も開催され、今年は7月29日~8月2日、8月5日~6日に実施。昨年の反響について、日赤愛知県支部広報担当者は、「両親が共働きであることや、酷暑であることもあり、子どもが家で留守番をせざるを得ない状況であるなか、子どもたちが安心して過ごせる居場所の提供は、多くの保護者から感謝の言葉が寄せられた」と述べました。
参加した子どもたちからも、他学年や赤十字ユースボランティアとの交流やさまざまな体験を経て、「夏休みの楽しい思い出になった」という声が多く寄せられたそう。
日赤愛知県支部広報担当者よると、昨年と同様に今年も学習支援や工作体験などを実施。他にも、さまざまな本に出合う機会の提供や縁日体験も予定しているといいます。また、今年は開催エリアも拡大。8月下旬には緑区の「鳴子団地」でも、同プロジェクトの実施を予定しているそう。
今年から同居場所の運営を、北区は「一般社団法人PFS協会」、緑区は「日本福祉大学社会福祉学部」の中村強士准教授のゼミ学生が担当。専門的な知識をもつ団体が運営することで、より安心して過ごせる環境づくりはもちろん、体験プログラムの充実にも力を入れています。