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200年以上続く伝統捕鯨を伝える「ハラソ祭り」 三重・尾鷲市

2025年1月13日 19:24
200年以上続く伝統捕鯨を伝える「ハラソ祭り」 三重・尾鷲市
三重県尾鷲市で200年以上続く伝統捕鯨を伝える「ハラソ祭り」が行われ、大勢の観衆で賑わいました。

尾鷲市梶賀町で行われた「ハラソ祭り」は、江戸時代に盛んだった捕鯨漁を伝える祭りで、クジラの供養と海の安全を祈願します。

竹竿に大漁旗をなびかせた「ハラソ船」に乗った25人の地元の住民らは、隣の曽根町の飛鳥神社を参拝した後、顔全体を白く塗って化粧をし、色鮮やかな赤や白の衣装に着替えます。

その後、「ハラソ!ハラソ!」とのかけ声とともに銛(もり)で鯨を突く、古い様式の捕鯨漁の動作を繰り返し、再現しました。

高々と振りかざされた銛が勢いよく放たれると、拍手が起こり、梶賀漁港に詰めかけた大勢の人は古代の技法を伝える貴重な祭りに歓声をあげていました。

最終更新日:2025年1月13日 19:24
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