関東も「梅雨入り」迫る “部屋干し臭”の原因にも…洗濯機のカビどう防ぐ?
西日本を中心に平年よりも早い梅雨入りが発表されました。関東地方も来月2日にも梅雨入りする可能性があります。こうした中、雨関連の便利グッズへの問い合わせも増えているといいます。本格的な雨のシーズンを前に、カビを発生させないコツをお掃除のプロに聞きました。
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東海から西の地域で、すでに「梅雨入り」が発表されています。関東では週末、雨の予報になっており、梅雨入り間近とみられています。こうした状況に、週末に予定があるという人からは、“予定の変更を考えている”という声も聞かれました。
「この子が年長なので最後の運動会があるんですけど、雨予報になると親が1人しか参加できないということで…」
「週末は家族とドッグランに行こうと思っていて、でも天気が悪いので、どうしようか迷っています」
間もなく本格的な雨のシーズンを迎える中、都内の雑貨店ではすでに、1500種類ほどが並ぶ傘の特設コーナーが設置されていました。
ロフト 広報・高橋ひとみさん
「ビニール傘に大変種類が増えていまして、カラーバリエーションも豊富」
デザインも豊富で、花びらをデザインしたビニール傘なども人気だといいます。さらに機能性もアップし、ベルトがなく閉じるだけで一気にたたむことができる傘もあります。手をぬらさずにたたむことができるといいます。また、スマートフォンより軽い傘も販売しています。
ロフト 広報・高橋ひとみさん
「こういうふうに使いたいというご要望をもとに探していただけると、ぴったりの傘を見つけていただけるのではないかと」
雨関連の便利グッズへの問い合わせも増えているといいます。傘についた滴を拭き取るグッズは、水を吸収しやすい素材を使っていて、傘に巻き付けて固定することで下に滴がたれないといいます。
テクノゲートウェイ 早川昇代表取締役
「ゴムバンドで筒状にします。使い終わった傘をこういった形で(傘に巻き付けて)数回拭いていただきます」
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また、梅雨が迫った今の時期、都内のハウスクリーニングで増えているのはカビに関する相談です。特に相談件数が多いのはエアコンだといいます。
ほかにも家で気をつけるべき場所が、部屋干しの嫌な臭いの原因にもつながる「洗濯機」です。カビを発生させないためのコツを、お掃除のプロに聞きました。
東京ガスのハウスクリーニング担当者 高松真奈美さん
「基本まわしていない時は、ふたを開けていただいて」
カビの原因になりやすい「湿気」を逃がすため、基本的に洗濯機のふたは開けた状態にし、さらに、汚れた洗濯物は洗う直前に洗濯機に入れるのがベストだといいます。
また、洗濯槽や洗剤の投入口など、月に1回を目安にきちんと掃除をすることもカビ予防になるということです。