最近どんな言葉を検索した? 「福岡」と一緒に検索された言葉は? 県民の関心事が見えてきた
グーグルは10日、ことしのトレンドが分かるグーグル検索ランキングを発表しました。このランキングでは、都道府県名と一緒に検索された言葉のランキングも発表されています。この1年、どのような言葉が「福岡」と一緒に検索されたのでしょうか。
まずは、福岡市内を歩く人に最近、どんな言葉を検索したかを聞きました。
■街の人
「着物というワードを調べました。転職をして着物業界に入ったので、どういうのがトレンドなんだろうとか。レンタルの着物屋さんで映え写真をみんなどうやって撮ってるんだろうとか。」
このカップルの検索ワードは「スピーカー」でした。
■街の人
「クリスマスプレゼントを交換するという話になったので、何がいいかなというのを調べていました。スピーカーがほしいと言われたので。」
こちらの男性は、忘年会シーズンならではの検索ワードです。
■街の人
「代行、運転代行です。年末に近づいてきたので、そういう飲み会とか忘年会シーズンでけっこう飲むことがあって、よく車で来る。運転代行、安いとかで調べています。」
それではことし「福岡」と一緒に検索されたワードを第5位から発表していきます。
まず、第5位は「ブルーボトルコーヒー」です。
アメリカ発祥の人気コーヒーチェーン店、ブルーボトルコーヒーは、ことし2月、福岡市の警固神社に九州1号店を出店しました。
続いて、第4位は「クラフト餃子フェス」です。
ことしのゴールデンウイークに福岡に初上陸した「クラフト餃子フェス」は、ギョーザの街、栃木県宇都宮市などから全国16の店が集結し、福岡市の舞鶴公園には10日間でおよそ16万5000人が訪れました。
続いて、第3位は「王(わん)餃子」です。
こちらは、福岡市の中洲に古くからある中華料理店です。ことし8月に日本テレビ系列の「オモウマい店」で取り上げられ、検索数が伸びたものと思われます。
続いて、第2位は「台風10号」です。ことし8月末に猛烈な勢力で西日本を縦断した「ノロノロ台風」は、列島各地に大雨や交通機関への影響をもたらし、福岡県と佐賀県で3人が死亡し27人がケガをしました。
そして、第1位は「南海トラフ」です。ことし8月8日に宮崎県沖の日向灘で最大震度6弱の地震があり、全国で初めての南海トラフ地震臨時情報が気象庁から発表されました。
第1位・2位の結果を見ると、福岡県民の「災害」に関する情報への関心の高さが、顕著に表われたかたちとなりました。