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福岡市の桜の標本木は「3輪」開花まであと一歩 気象台のない北九州市は「独自」に開花を発表!  

2024年3月25日 18:09
福岡市の桜の標本木は「3輪」開花まであと一歩 気象台のない北九州市は「独自」に開花を発表!  
北九州市で独自「桜開花」福岡市はあと少し

春の便りです。桜の名所、北九州市の小倉城のソメイヨシノが25日に開花したと、市が独自に発表しました。

■北九州市の職員
「本日、3月25日を持ちまして、桜が開花したことを発表します。」

北九州市は25日、小倉城天守閣前のソメイヨシノの標本木で6輪の開花を確認し、開花を発表しました。去年に比べ、5日遅い開花です。

北九州市には気象台がなく、市が独自に標本木を設定して、2019年から開花を発表しています。

■子どもたち
「きれい!(Q.桜が咲いているのを見てどういう気持ち?)春の訪れ。」

■奈良からの観光客
「ことしは遅めと言われていたので、咲いていると思わなかったから良かった。」
「見て良かったです、咲いていて。ちょっとお花見気分で。」

北九州市によりますと、満開になるのは1週間から10日後の見込みで、気温の推移によっては早まることもあると言います。

一方、25日午後3時半すぎ、標本木がある福岡市中央区の福岡管区気象台では…。

■福岡管区気象台の職員
「朝2輪咲いていたんですが、新たに1輪咲いていますので、いま3輪咲いています。開花(の条件)は5・6輪ですので、まだ開花ではない。」

ソメイヨシノの開花は5、6輪咲くと発表されます。

午前9時ごろの観測で2輪咲いているという発表だったため期待されましたが、午後の観測では1輪増えたのみで、開花発表は26日以降に見送られました。

26日も予報は曇りや雨、日差しがなく北風が冷たくなる見込みで、福岡市では開花はまだかと気を揉む日が続いています。

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