「USJを目指そう」小学生が憧れのテーマパークまでの直線距離=400キロを走り込み 北九州市
北九州市の小学校が30日、恒例のマラソン大会を開きました。この日のために走り込みを続けてきた児童たちは「USJを目指そう」を合言葉にしていました。
■児童
「頑張るぞ、エイエイオー。」
寒空のもとで開かれたマラソン大会。半袖姿の児童もいました。体力とともに粘り強さも身につけてもらおうという、北九州市立合馬小学校の恒例行事です。
参加するのは全学年の56人です。低学年は800メートル、中学年と高学年は1150メートルを走ります。
■川崎直人記者
「厳しい寒さの中、子どもたちは力強い走りをみせています。非常に良いペースです。」
この大会のために、児童は去年12月から休み時間に走り込みをしていました。合言葉は「USJを目指そう」です。
大阪市のUSJ、ユニバーサルスタジオジャパンは、合馬小学校から直線距離でおよそ400キロです。そこで、走り込みの合計距離の目標を400キロに定めたのです。
休み時間を使った走り込みはあわせて9回。それぞれが走った距離の合計は、USJより遠くまで行ける477キロになりました。大会ではその成果が現れたようです。
■児童
「全力を出して最後まで走り切れたので、よかったなと思います。」
「みんなで協力してUSJ行こうねと、頑張って走るように声をかけました。」
■カメラマン
Q来年の目標はどこにする?
■児童
「うーん、和歌山県!」
合馬小学校の高田晋仁校長は「励ましあって目標に向かってやれたことで、団結力が培われた」と子どもたちをたたえていました。
※FBS福岡放送めんたいワイド2025年1月30日午後5時すぎ放送