今しか見られないピンクと青の競演 桜並木と一面のネモフィラをどうぞ 海の中道海浜公園
先週、桜の満開が発表された福岡では、県内各地から桜の便りが届いています。福岡市東区の「海の中道海浜公園」では、見頃を迎えた桜と咲き始めのネモフィラの競演が、訪れた人たちを楽しませています。
一年を通して様々な季節の花を楽しめる、福岡市東区の「海の中道海浜公園」です。
■吉村史織アナウンサー
「サイクリングロード脇の桜並木がいま満開です。桜の下でのサイクリング、気持ち良さそうです。」
園内の4か所にソメイヨシノとオオシマザクラ合わせて1600本ほどの桜が植えられていて、先週末からほぼ満開となっています。
■訪れた人
「とってもきれいです。桜のトンネルで。」
「ピンク色のところがきれいでした。」
「春を感じますね。」
さらに、桜並木のそばに広がるのは先週咲き始めたばかりのネモフィラです。
■吉村アナウンサー
「満開の桜のすぐそばに広がるのが、一面の淡いブルーのじゅうたんです。こちらではネモフィラが咲き始めていて、桜との競演を楽しめるんです。」
ネモフィラは北米原産の花です。小さくかれんな姿から、現地では「ベイビーブルーアイズ」とも呼ばれています。
海の中道海浜公園には、10年ほど前からおよそ100万株が植えられていて、透き通るような青のネモフィラと、淡く優しい色合いの桜の競演がいま、人気を集めています。
■訪れた人
「青とピンクがきれいで、写真の撮りがいがあります。(子どもと)公園に来たのは初めてです。大きくなったら写真で見せてあげたいです。」
この時期ならではの競演が見られるのは、ことしは1週間ほどです。それぞれの花の咲き具合によって、同時に楽しめる期間は変動します。
■海の中道海浜公園 企画課・中村晃太朗さん
「ここ数年は(同時に)見られましたが、それ以前は別の時期になって見られなかった。福岡では数少ないネモフィラ畑なので、広大な畑を楽しんでもらえたらと思います。」
海の中道海浜公園の桜の見頃は今週末までです。一方のネモフィラは4月中旬ごろに見頃を迎え、月末まで楽しめるということです。